今回はお湯の量、半身浴についてです。
皆さんは当たり前のように肩までどっぷりお湯の中につけていませんか?
実は全身をお湯の中につけたとき、身体には相当な水圧がかかっているんです!ちょっと気を付けてお湯につかってみると身体が圧迫されるのを感じると思います。
肩までどっぷりとお湯につかる全身浴は、水圧によって血圧が上昇するため心臓にかなりの負担がかかってしまいあまり安全な入浴法とは言えません。
そこで、水圧による身体への負担を軽減するために半身浴がお勧めです。
半身浴の基本は、みぞおちのへんまでがお湯につかるように入浴します。この入浴法ならば心臓への負担もずいぶん楽になると思います。
半身浴ぐらいでは身体が芯から温まらないんじゃぁないの?と思われる人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。お湯につかっている下半身で温められた血液が全身をめぐり、身体全体が芯から温まってくるのです。
下半身を十分に温めることによって、お風呂においても健康的な頭寒足熱を目指しましょう!!
半身浴は身体への負担も少なく、心身ともにリラックス効果が高いため、疲労回復や不眠の解消の効果も期待できます。また、生理痛、肩こり、筋肉痛、冷え性、足がむくむと言った症状の方にもぜひお勧めの入浴法と言えます。
半身浴を始めたときに肩の周りが寒いような気のする方は、乾いたタオルを肩にかけておけば問題なくなると思います。
さあ今日は身体に無理のない半身浴をぜひ試して見てください。
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