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             大後頭神経痛とは、良性の頭痛に分類され、筋収縮性頭痛とも呼ばれます。 
             
 肩凝りの症状がひどい人は『うなじ、ぼんのくそ』がつまった感じがすることがよくあると思います。それがひどくなると頭痛が起こるといった経験をしたことがあると思います。 
             
             それは、頭痛の原因になる大後頭神経がうなじの所から、僧帽筋の間を通って後頭部へ出てくるために、筋肉の緊張が強くなると神経が圧迫され、後頭部にズキズキした痛みが現れます。 
  
             また、この頭痛は、寝不足、疲れ、気苦労、気分の晴れないとき、人ごみなどの要因が重なったときなどにも起こりやすくなります。 
             
             それと、内向的、孤立型の人、趣味がない人、神経質、完璧主義の人は、常に緊張していることが多いため、ストレスの発散ができずそのため頭痛も起こりやすくなるようです。 
  
 これらのことから、大後頭神経痛の起こってくる原因には、様々なストレスが大半を占めますが、その他には姿勢や、骨の形態異常の場合もあります。 
 
 治療としては、骨の異常や筋緊張を和らげるために、頚部に牽引療法を行ったり、電気治療やマッサージ、痛みの強いときはアイシングなども行います。また、ストレスが第一の原因になりやすいため、スポーツや、趣味などの生きがいを見つけることも大切になってきます。 
 
最後になりましたが、頭痛には様々な原因が考えられますので、軽視せずに専門の医療機関を受診されることをお勧めします。 
 
アイシングの方法についてはこちらを参考にしてください。 
             
             
             
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